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内定者インタビュー
内定者インタビュー

最後までやり抜く

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榎本 彩花 Ayaka Enomoto
大学
同志社大学
内定先
株式会社イノベーション
プロフィール
同志社大学

早く動き出しましたが…

就活を始めてから承諾までどのような就活をしていましたか?

就活を意識し始めたのは、2回生5月位からです。もともとアナウンサーになりたくて、アナウンサースクールに通い始めたのがきっかけですね。かなり他社に比べるとスピードが速いので、他の人に比べると相当スタートは速かったです。
インターンシップは、3回生の夏に3社参加させていただきました。ベンチャーとコンサル会社と製薬会社です。そのあとに参加した秋のインターンでは人材会社にも参加しました。同時にバリ活主催の説明選考会や逆求人フェスティバルに参加して並行してアナウンサー試験に備えていた感じですね。アナウンサーに関してはサマーインターンで通らずにそのあと他社を受けているうちにアナウンサーに行く意欲が薄れてきたのもあって結局1社しか出さず、そこも早々に終わってしまったんでベンチャーベースで切り替えて受けていました。

ベンチャーへの切り替えは難しくなかったんですか?

アナウンサーになってやりたいことに関して特にやりたいことは正直無かったんですよ。 それが落ちた原因にもなっていると思うんですが、私はそもそも「目の前の人の反応」が見たかったんですよね。
いわゆるリアクションもそうなんですけど、アナウンサーの仕事はテレビを通して誰かに伝える役割は果たすのですが、直接視聴者の反応を見ることができるわけではないので、テレビを受けるときも迷いは強く存在しました。準備する段階でも面倒なことが多くて、同時並行で参加していたベンチャーの説明会などを通して「こっちの方が楽しそう」という思いで徐々に気持ちがシフトしていったんです。

内定先にはGoodfindで出会いました。出会ってから内定まであっという間だったので、「一体今までの就活は何だったんだろう」と思うくらいでしたね。色んなサービスを利用させていただきながら、最終的に出会った会社は30社程度で受けてみたのは15社程でした。

元々早めに終わらせたい欲が強かったので、3月の時点で第一志望に最終面接となったときは安堵の気持ちを持っていたのですが落ちてしまって…そこからもなかなか内定貰えず 段々疲れてきたんですよね。面倒臭いというか。同じことばっかし喋っていたので「何を話せば」という位に飽きも生じていたタイミングで、残っている会社を受け切ってやるという気持ちでいて、上手く今の内定先に出会えた感じ ですね。

ちなみに当初の第一志望はどちらだったんですか?

広告系の会社です。メディアへの羨望は強かったのですが、マスではなくもっと狭い範囲の所で個人に合った情報を発信していきたいと思いました。広告、とりわけアドテクノロジーの分野に興味を持ったのはそれが要因です。逆求人のイベントで出会ってから広告ベンチャーに絞って受け始めていました。

意識した2つの軸

どういった会社選びの軸を設定していましたか?

仕事に対する軸として3つ、そこで働く自分の軸も3つ設定していました。
仕事に対しては、仕組みづくり(何のための事業か) ・様々な分野にアプローチできる ・関わるお客様が誰か
自分に対しては、社内の影響度 ・貢献実感(一気通貫で仕事をする) ・専門性を身に着ける

全体的に面接を重ねるうちに変化していきました。特に貢献実感は面接通して固まっていった部分ですね。お客様に最後まで関わることができるかどうかという部分で、例えば営業だけで終わるんじゃなくて、お客様に導入していただいて活用して売り上げにつながるまで試行錯誤する最後の部分まで関わっていく ことが大事じゃないかなと、ぜひやってみたいと思うようになりました。

どうしてそのような思いは芽生えましたか?

この一気通貫の感じは、私の性格が大きいですね。中途半端に物事を終えるのがものすごく嫌いで、結果がどうなっても最後までやっていきたいという思いがすごくあるんですよ。自分の目で確かめてみないとモゾモゾするというか。責任感が強いんですかね。だから、単にモノ売るのではなくコンサルティング営業みたいな方がしたかったんです。

コンサル業界を見ていたときに感じたこととして、クライアント先の方はほとんどが経営者という中で、話す内容とか知識とかが中途半端だと仕事を任せてもらえなくなります。知識や経験は相手方が多く持っているのに任せていただいているという状況の中で、もちろん苦しいことだとは理解しているのですが、その分対価として得られる経験は間違いなく私自身を成長させてくれると考えていました。何か一つ武器になるような専門性を身につけて仕事をしていきたいな、と思うようになったんです。

特に興味のあることは?

マーケティングです。これに特化して勉強していきたい、というモノが見つかったのは非常に大きいですね。初め広告を見ていたのがこれは大きく影響していますね。マーケティングをベースに作られていく仕事なので、そこから興味を持ち始めました。社内の影響度に関してだと、仕事に関しても社内での人間としての影響度どちらも持っていきたいです。対外的な形での評価を持ち込むは勿論、できるだけ早く社内のマネージメントもやってみたいと思うんで、まずは早く仕事を通して成長できる環境選びと考えると、自然とベンチャーになっていきました。初めは「成長したい」という実は上辺だけの思いだったのですが、面接を何度も経験して詰められていく内に深堀を繰り返されていって修正されていったのと同時に、「このままじゃ あかん」と思うようになってしまって...一つの手段として言語化していくことで反省しながら忘れる頃に振り返る手段として最適でしたね。

最後の決め手は方向性の一致

どういう思いで内定先に決めましたか?

細分化して考えた時に、両社とも上記の軸にマッチしていたので内定先と同時に受けていた会社を同時期にいただいたので、かなり悩みました。

断った内定先の方はメディア事業もベースとして運営していて、他にも投資事業や海外事業など自分の当初やりたかったこととマッチしている部分で惚れ込んで受けていました。素晴らしい社員さんや人事の方が多く、まだ小規模だからこそ今後展開していく過程で貢献できることはたくさんあるんじゃないのかな、と思ったんです。ただ、会社の目指す方向性で考えた時に、その会社は「経営人材を作る」という将来像を抱いていたのですが、ここが私の持つ思いとの齟齬が生じたんです。「良いな」と思ったりもしたのですが、仕事で辛いことがあったときに原点に戻って「果たしてこの為に頑張れるのかな」という所で疑問が浮かんでしまいました。それでお断り致しました。
一方、内定先の方は理念が現場で働く方の事を念頭に置いた「感動と成長を得られる世界へ」 といったものでこれは私のやりたい事等に一致しました。今の時点で一致していても、将来の方向性の部分でマッチングしないことはよくあるので、吟味する必要性を再認識させられた時でした。シンガポールでのインターン新規事業に参加させていただいたのがベンチャーに興味を持ち始めたきっかけでした。このおかげで私にとっては凄く大きな変化でした。私が一つの出会いやイベントで変化したように、様々な人に多くの機会を与えていければもっと良い社会になれるんじゃないか、というふんわりとした夢が根本に存在していたので、内定先であればその仕事を通して、現場で働く方々の働きやすい選択肢を提供できその人の人生がよりよいものになるんじゃないかなと思い、ここに決めましたね。

ちなみにインターンで製薬会社とかは受けてたんですけど、参加して、自分の方向性とは違うな、というのを肌で感じていました。だから本選考では出しませんでした。あとは、今の内定先は働きやすさも重視している会社なので、そこも重要視していました。趣味とかにも携わりたいなと思ったりしたので、そこのバランスをうまく公私を分けていけるという点でもこの会社を選んで良かったと思っています。

忙しくてもやり抜いた

学生時代に注力していたことを教えてください

ゼミと留学もあります。でも、ほとんどはオーケストラに時間を費やしていました。他にも資格取得等ですね。

TOEIC は就活で必要だと聞いていたのと、英語が好きだったので受けていました。留学でメルボルン行ったあとに、耳が慣れている間にとTOEIC を受けてみました。
簿記は経済学部とは関係ないんですけど、大学で理論ばっかし学んでも実践で使えるかどうか不安だったので、自分で独学で勉強を進めていました。秘書検定は母親がかつて秘書だったことも関係していて、資格というよりも勉強の過程を通してスキルを身につける感覚で勉強していました。どれも共通するのは社会に出た時のことを想像して取得に至っていた、ということですね。

ゼミではどういうことを?

企業分析、企業に関する統計を整理して傾向を見たり企業同士を比較したりするというものです。経済学部では、経済の歴史を学んだりする所や金融関連が多かったんですが、どれも興味もなくて...入学当初は理論ばっかり学んでいてつまらなかったので、実際に手を動かして学べるゼミという点でも面白いなと思い選びました。整理した情報を数字で比較できる点で、凄く結果が視認しやすかったのもやっていてやりがいを感じやすかったところですね。

留学では貴重な経験ができました。当初のホームステイ先に行くと、あちらの手違いで私が滞在する予定ではなかったようで、急いで手配してもらうというわずか1ヶ月の期間で濃い経験ができました。

メインのオーケストラについて?

トップをさせていただきました。キャプテンというよりは、先生と学生の間の繋ぎ役に当たるポジションで、演奏内での意見伝達や技術的指導を率先してやるといった立場でした。14人くらいだったのですが、曲によってメンバーが入れ替わるので毎回毎回苦労していました。
?一番印象に残っているのは?

3年の1年間やっていたのですが、2年の時に指名されて初めて夏に小規模でやる機会 を与えられました。ただこのときに、どううまく振る舞えるかという所に悩み、人間関係が崩壊してしまったことがありました。このときにシンガポールに参加したおかげで、理想のリーダーシップ像を学べました。凄く分かりやすいくらいリーダーシップが発揮されている方がいて、その人は私と違うチームだったんですけど、傍目から見てもオーラも含めて感じられるものが大きくてしっかり吸収しようとしていました。良かったことは、あるときの演奏会で演奏終了したときに、かん客席から予想以上のお客さんの反応があったのでそれを聞いて私含めて演者みんなそろって泣いていた子もいて、報われた感じを得られました。それまでちゃんと参加してくれない人がいたりとかで人間関係の部分に力を使っていたので...

?理想のリーダー像は?

人をまとめる際に、理想の共有・道筋をはっきりとすることです。その上で、大切なことは個々とのコミュニケーションを取ることです。一人一人にあった教え方などがあるので、そこを意識して誰も遅れを取らないようにと行動していました。この継続が軸の貢献意識に繋がっていきますね。一人に対して3時間から4時間費やすこともあったんですけど、最後までやっていってその人が上手くなっていって、楽しそうにしている姿を見れて嬉しかったという原体験がありました。なので、バイトもシフト制のところは一切できなかったんです。派遣のバイトを空いた日に埋めるという感じでした。

「素」の自分

就活全体を通して意識していたことがあれば教えてください。

他の予定とのやりくりが大変でした。学校行って空きコマに説明会行って、戻ってオケしてたまにバイトして、という生活をしていたので、今振り返ると「よくもったなー」と思いながら、同時に「このときの自分気持ち悪い」と思ったりしていました。
面接や面談は「素」でいくと最初から決めていました。学生と企業、どちらにとっても偽の形で挑む面接はメリットがないんじゃないかな、と思いまして、そんなことするくらいだったら最初から落ちる落ちない関係無く「素」で挑んでやろうと決意していました。ベンチャーの面接は経験ベースに掘っていく面接が多かったので、飾る必要もないと思い、正直に話しながらやっていくのがベストじゃないかと思っていました。あとは、周囲の学生をよく見ていました。「あの人はいい振る舞い」とか全然知らない人ばっかしの環境下でどうやってみんな振舞っているのかな、というのを意識して吸収できるものは自分のものにしてやろうという感じでやっていきました。結構楽しかったですね。元々人の動きを見るのが好きだったので...

就活において悩んだり辛かったりしたことがあれば教えてください。

第一志望が落ちたときは、あれだけ考えてあれだけ通い詰めたのに落ちたのが凄くショックでしたね。何が足りなくて落ちたのかわからないので辛かったのですが、気持ちを入れ 替える意味でも「合わなかったんだから仕方がない」と割り切って次に挑むようにしました。あとは、内定先の決断のときに最初に承諾した会社にのちに断りを入れたときが凄く申 し訳ない気持ちでいっぱいでした。「行きます」といったにも関わらず、たった一日で今の内定先の方に心変わりしてしまったので、断った会社の人事の方にも「決断の甘さが今後に響くことを忘れないように」と厳しい口調で諭されました。その数日後までは本当にメンタル的にも辛い状況でした。数ある選択肢の中から自分が状況的にしんどくても判断をもっとちゃんとすべきだったな、

というのが本当に迷惑をかける形になってしまったのが申し訳なかったです。一番辛かったのは、この状況下で相談できる方がいなかったのが本当に大変でした。両親はすごく反対でしたし、オケの友達も大企業受ける子ばっかだったので、ベンチャーを同じ受ける人との悩みの共有ができずに辛い時期を過ごしていました。

それでもウダウダもしてられないので、対策として説明会で少し仲良くなった子に悩みを吐きつつ、最終的には自分で決断しないといけなかったのでそこは我慢して乗り越えました。

実現したい仕事上の目標がなかった?

本当になかったんですよ。面接で詰められたりもしましたが、まだ出てきていないんです。ある意味机上の空論になりがちなので、やってみないとわからないという思いもあって、確定はできませんでした。でも、面接でよく聞かれる質問なのでそのたびに汗かいていましたね。

「かっこいい母になりたい」

今後キャリアを通して実現したいことを教えてください。

かっこいい母になりたい。 私の母を間近で見てきた中で、家事を完璧にこなしながらもバリバリ仕事をする姿から、ずっと働く意欲というのをものすごく参考にしたいと思います。 その上で、私は自分なりの経験として、私は仕事を通して得られた様々な人の考え方や価値観を子供に還元してあげたい、その中で肯定してあげる育て方をしながら、バリバリ働き「かっこいい母になりたい」と考えています。

後輩へのメッセージをお願いします。

就活という点で、自己分析をしてほしいです。
自分のことをよくわかっていないのに会社選びなんてできるはずがないんですよ。なんとなくで選んでしまい、結局「価値観が合わない」と思って早々に離職する人が多いんじゃないかなと思います。印象的な人がいて、受ける企業毎に自分を全部作り出している人がいて、正直何の意味があるのかな、と思いましたね。ただ、内定を取るのが就活じゃないということは肝に銘じてほしいですね。それは逆求人通して得られたことですね。あとは、「理念と合うか」で、仕事で悩んだ時に立ち返れる拠り所を作ってほしいです。今後のキャリアのこと考えても、何かそういうのがある方がモチベーション維持にもなります。で、これを作る上でも自己分析は結局大事なんですよね。 (文・写真 今矢敦士)

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