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内定者インタビュー
内定者インタビュー

すべての人が主役な社会を

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清家 佑介 Yusuke Seike
大学
追手門学院大学
内定先
株式会社リンクアカデミー
プロフィール
学生リーダー会活動、初年度教育サポート

大学職員という目標

清家くんはどのような就活をされていましたか?

結論からお伝えすると、ベンチャー10〜20社を見て5社内定を頂き、最後に受けたリンクアカデミーに内定を貰い承諾という形です。

僕は、元々大学の教職員になりたかったんです。2回生の時に、実際に大学で働いている職員さんに話を聞きに行ったことがありました。僕自身は、大学というのは社会に出る前の貴重な場所で、「何か貢献できるものがあるんじゃないのか」と、思っていたんです。僕も大学入学を契機に挑戦できたので。

でも、職員さんは「既存の大学ではしがらみとかがすごく複雑に絡んでいて、相当の努力が要されるよ」と教えてくれました。

そこで、フリースクールのような新しい環境を作っていこうと思い立ちました。ただ、そうなると「何をやる?」よりも「誰がやる?」の部分がすごく大事になってきます。
だったら、まずはベンチャー企業に入って短期間で一気に成長できるようになりたい、という方向性に行き着きました。会社によりますが、裁量権とかもすごく大きいので、そこで成長していき将来は起業をしていつかは夢を叶えたい思いが芽生えました。

ちなみにこういうことを考え始めたのは?

2回生の時からです。偶然出会った、『学生リーダー会議』というものに参加して、教育問題について他者と真剣に話せる場があったんです。そこから教育業界という分野に興味を抱き始めました。
また、3回生のとき、今度は受験を終わった高校生を対象にした『大学入学前プログラム』に携わり、一層熱がこもり始めました。この2つに執心していて、企業が開催するインターンとかは全く行かず終いで、就職活動としての行動を始めたのはかなり遅くなりましたね。
この思いの対象を大学生にしたのは、自分の原体験が大きく関わっています。高校時代の僕の経験から来ています。。高校の時は、自分がスポットライトを浴びて主役になれる場面が少なかったんです。どうしてもクラスの中で限定された人しか注目を浴びないじゃないですか。
そんな僕が大学に入って初めて教授と共同主催という形で一緒にイベントを開いたりする内に、大学はチャンスを自分次第で作れる場所だな、とすごく思うようになりました。高校の時に陽の目を浴びられなかった人でも、チャンスはいっぱいあるということを示すためにも対象を大学生をターゲットに考え始めました。


「人」と「内容」への強いこだわり

どういった会社選びの軸を設定していましたか?

就活を始めた当初は「何をするか」より「誰とするか」を大切にしていましたが、段々「誰と何をするか」に変化していきました。
会社の規模としては、教育関連や人材関連であれば大手でもベンチャーでもという考えはありました。大手で凄く行ってみたい会社もありましたし。
ただ、先ほどお話しさせていただいた夢を実現するためにはどうしても短期間での成長というのが不可欠になります。そこで、ベンチャー企業の方が短いスパンで物事に携わることができるんじゃないかと思いはじめ、ベンチャーだけを受けていたという結果になりました。
また、様々な出会いを通してIT業界に徐々に興味を持ち始めたこともあって、そこへも範囲を広げていきました。すると、「何をするか」という事業内容を人という視点に比べて疎かに見ていたことがあったんですが、「どっちも求めていけばいいじゃないか!」となったんです。その環境下で働く人によっていかに大きな影響を享受できるか。優先的に選ぶ軸として確立していきました。


偶然の出会いから始まった

どういう思いで今の内定先に決めましたか?

様々な想いがありますが1番はLAIの方々とキャリアナビゲーターという仕事を通して多くの人の人生に関わりたいと強く思ったのが決め手です。
時期的には、就活も終盤に差し掛かっていた5月初め頃ですね。内定先になる会社から電話で「受けてみないか」とご連絡を受けたんです。この時すでに内定をいくつか頂いていたので別段行く必要も無かったのですが、「勉強にもなるだろうな」と考えて後日社員さんとお会いすることになりました。

どんなことをお話しされたのですか?

「もう一回初めから自己分析をしてみよう」、と提案されたんです。正直、今更自己分析とかやってもなーと思いながらも、説得されるがままやってみたんです。すると、「誰と何かする」って当初自分自身が強調していた軸を改めて再認識させられたんです。「この方の言っている通りだな…」と思ってしまいました。

僕自身が教育関連に興味を持った時の思いである、「人と本気で向き合う」という本質にも向き直すことができたんです。その時に、「あ、この先輩たちと働きたいなー」と思い始めて、当初の軸に帰ってきたという感じです。
そしてその流れで、原点に戻ったという気持ちを持ち受けてみることにして、最終的に内定を頂く形になりました。


自分を変化させた3つの活動

学生時代に注力していたことを教えてください。

ユニクロでのアルバイト、学生リーダー会活動、大学入学前の高校生に対する入学前教育プログラムの大きく3つです。

まずユニクロでのアルバイトの経験です。2回生から始めて、最初はただ楽しいバイトだな、という捉え方だったんです。それが学年が上がって3回生になると、後輩育成を任されるようになりました。僕より若いアルバイトが増えたこともありますし、1年間の経験も加味されていたと思うんですが、人に教える行為がこれほどまで難しいとは想像外でした。僕一人がよければそれでいい、という利己主義な考え方を持っていたのですが、「他人に何かをする」、特に教えるとなると相手の気持ちも考えないといけないようになり、正直変化にもとまどいを感じたこともありました。
それでも、同時に人に指導する面白みにもはまり始めて「どうすれば上手くいくだろうか」と考える時間が楽しくなってきていたんです。

リーダー会活動については、同じく2回生頃に大学職員の方に勧められて参加することになった活動です。その前までコミュニケーションの扱い方に関して学ぶ、学部学年横断型の講義に参加していたんです。様々な人が所属する中で同じになって活動していくにはどうコミュニケーションを取るべきか。これまで考えたことが無かったことなのですが、もっと勉強してみたいと思い始め、何かしらサークルやゼミで自分が主体となって活動できる場所がないのか、と探していたんです。その時、大学職員さんから紹介されたのが、リーダー会活動でした。

どういった活動なんでしょうか?

関西の12大学の学生が集って、大学教育に関するあり方とかどういう施作を打ち出すべきだろうかと議論をする場でした。文部科学省が関わっていたので、議論の内容なども逐一まとめて提出するなど実務的な面もしっかりしないといけなかったんです。なので、経験としては本当にいい時間を過ごせたと思っています。

ただ、全日程通して思うようにいかなかったんです。リーダーへの憧れみたいなのから、率先して議論を進めようとしたのですが、やはり実際やってみると違うんですよね。施作を考えるのは順調に進めることができても、チームビルディングをするのがこんなにも苦労するとは予想していなかったんです。あと、大学に対しての施策提案において省庁の方が関わっていて結構議事録等を一生懸命取らなきゃいけなかったのは、負担でした。今振り返ったらなかなかできない経験になったと思います。しんどかったですけどね。毎週土日に集まって行う会議だったので…空いている日はユニクロや学校での他の活動にも注力していたのでキャパオーバーになりかけましたね。

でも貴重な経験になりましたよね。

はい。これは後の初年度教育サポートでの活動に生かすことができました。後から振り返ると、「リーダーシップとは」を苦い経験として学ぶことができたので、それまで以上にしっかりあるべき像を描いて打ち出すことが可能になりました。

3つ目の入学前教育プログラムは、3回生の時から関わり始めました。これは、直接先輩から任されて、断る理由もないのでやってみようかなと思ったのがきっかけです。また以前に比べて成長したと思える自分を出せる場として発揮していき、普段高校生と関わる機会はないので、貴重な機会だな〜と思いまして参加することになりました。

ちなみに、高校時代から続けていたラグビーを2回生の途中までは社会人チームに加わって真剣に取り組んでいたのですが、上記3つの活動で土日が段々忙しくなってできなくなりました。また機会があれば絶対やりたいです。


楽しく存分に自分を発揮できた

就活全体を通して意識していたことがあれば教えてください。

「誰よりも楽しむこと」です。「しんどい」、「辛い就活」なんて存在しないと考えていました。

「就活」=「しんどい」「暗い」イメージがあるんですけど、勝手に作り出されているイメージじゃないかと思っていました。自分の心持ちをどう持つかが大事じゃないかと思っています。自分が3年間フルに学生生活を楽しむことで、存分に爆発できる場所じゃないかなと思っているので、僕自身はネガティブに一切考えずやっていきました。

それでも、しんどいと感じてしまう人が多いのは何故なのか考えてみました。僕が至ったのは、1~3回生時に、自分のキャリアについて漠然でも考えてこなかったツケではないかな、と思います。3年間使って肩慣らしをしていればそんなに構える必要性はないんじゃないかな、と思うんですよね。僕は様々な活動への参加を通してそれができていたからポジティブに挑めたんじゃないかな、と。


とらえ方次第とはいえ…

就活において悩んだり辛かったりしたことがあれば教えてください。

無いです。でも、あえて一つ挙げるとすればスーツ指定のところですね。

スーツぐらい指定でもいいんじゃないかなーと考える友達もいましたね。スーツだけでも指定してもらわないと、私服まで考えろと言われたら考える要素が多すぎてそれこそ面倒臭いのでは、と言っていましたね。
僕はスーツじゃない方が、肩肘張らずに社員さんとお話ししたりもできるんじゃないのかなーと思います。自分が思っていることをぶつけるのであれば、服装なんか気にせずでやりたいじゃないですか。だから、どっちが良い悪いとか言うよりもその人自身がどう捉えるか。これはスーツに限った話ではなく、一般的なことにも当てはまると思いますね。


今度は僕が照らす側に

今後キャリアを通して実現したいことを教えてください。

企業と個人を結ぶハブ役になりたいです。キャリアや人生に悩む人たちに私が介入することによって人生が豊かになるきっかけを提供していきたいです。

その為に、ファーストキャリアで内定先で働いていると、様々な世代のお客様と触れ合う機会があります。世代関係なく色んな意見が聞けるのは非常に重要ではないかなーと思うんです。
そしてその積み重ねはセカンドキャリアを考える上で、最初のところでの考えや経験で幅ができた自分を今度は大学職員という立場で大学生たちのキャリアのきっかけをできるかぎり多く提供してあげたいです。

具体的には、キャリアアドバイザーみたいな形ですね。人生の先輩じゃないですけど。
誰かが何かしたい、という時にそのスポットライトを与えられる立場になりたいです。

最後に後輩に向けたメッセージをお願いします。

就活中に方針を見失う時期がたくさんあります。そういうときには、原点に戻って欲しいです。「なぜ働くのか」「何をしたいのか」というところを改めて振り返ってみると良いんじゃないかなーと思います。僕の場合、何か困ったときは「教育のことをやるんだ」と夢に立ち返って、モチベーション維持に努めていました。
それが自分でできる最善の対処法になるんじゃないかな、と僕は今振り返っても思います。将来も最初の思いを大切にしてやっていきたいですね。

(文・写真 今矢敦士)

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