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内定者インタビュー
内定者インタビュー

将来、先生になるための就職

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平本 和士 Hiramoto Takashi
大学
神戸大学
内定先
株式会社ネットプロテクションズ
プロフィール
神戸大学KooBee

みんなもやっているから始めた就活

働く実感もモチベーションも湧かなかった最終選考前

平本君は2回就活をしたと伺ったのですが、最初はどのような就活だったのですか?

最初に就活を始めたのは2014年の1月頃ですね。
日系大手の情報解禁が12月だったころで、とても遅いスタートでした。

その時は日常生活において必要不可欠なビジネスがいいなと思い、インフラ系の企業を受けていました。ゲーム感覚で受けていた部分もあったのですが、たまたま運良く最終選考まで進むことが出来ていました。

でもいざ、その企業で自分が働くと想像した時に頑張れる気が全くしなかったんですね。

最終選考を前にして、僕のモチベーションは、僕がしたことによって人が喜んでくれていることを実感できた時に湧くのだと気付いたんです。
今や電気や水道は当たり前すぎて、モチベーションをどうやって保てばいいかわかりませんでした。

そこで就活そのものを考えようと4年生の4月に1度止めることにしました。

そうだったんですね!止めることに焦りや不安は感じなかったのですか?

勿論、めちゃくちゃ焦りました。笑
でも最終選考前の焦りのほうが大きかったですね。
今のままじゃ自分の納得のいく答えを得る事は出来ないと思い決断しました。

決断して初めて、自分の性格や好きな事を考え始めました。
その後、人材系の企業を受けていたんですが、結局、最終選考で落ちてしまったんですね。
それが5月の中旬ぐらいで、その時にもう1度落ち着いて、就活を見つめ直しました。

このまま続けるのか16卒としてやり直すのか、という選択肢を考えたときに正直どちらも変わらないなと思いました。
まだまだ夏採用もありましたし、どちらにしても、頑張りたいと思える企業にはいつか出会える気がしていました。

それであれば、精神衛生がよく、落ち着いて考えられる環境の方を選ぼうと思い、16卒で就活をやり直すことにしました。

サマーインターンで深まった自己理解

50社を見て気がついたこと

16卒になるという大きな決断を下した後、2回目の就活はどのように始めたのですか?

業界への見識が浅かったので、幅広く会社を見るために、50社のサマーインターンに応募しました。

大手企業、外資企業、ベンチャー企業問わず、会社の中に入ってより深い情報を得ることの出来るインターンをみていました。
前回の反省を活かして、字面の情報だけではなく、そこで働くとはどういうことなのかを知ることを目的にしていました。

多くのインターンに参加して自分の中に変化はありましたか?

変化があったというよりは、自己理解が深まりました。
自分って思ったよりイケてなくて、でもなんだかんだ引っ張ることが得意、みたいな感じで、自身についてより知ることが出来ました。

後は、結果的にインターンに参加したのはベンチャー企業が多かったので、仕事量が多く、本気になれる環境に惹かれるようになっていました。

その後の本選考ではサマーインターンの経験からすんなりベンチャー企業へと定まっていったのですか?

実はそうでもなかったです。
本選考の時期はめちゃくちゃ迷走していました。笑

サマーインターンの時期は広く業界を見るためにわざと企業を受ける軸を無くしていたんですね。
その軸が本選考の時に初めて必要になりました。
自分がどうなりたいのか、どんなことをしたいのか全くわからなかったので、大変な時期でした。
1年遅れているため、頼れる友達もいなくてきつかったです。

確かに自分のことがわからない時期って大変ですよね。迷走からは抜け出せたのでしょうか?

後輩の一言がきっかけで抜け出すことが出来ました。

実は僕、先生になりたいという将来の夢があるんです。
それをサークルの後輩と飲んでいた時に「先輩って先生になりたいんですよね」ってストレートに言われたんですね。

その一言で、自分の中で先生ってものが何かわからなくなっていて、考えないようにしていたことに気付きました。
ずっと昔から口にしていたのに、人に「先生って何なの」って聞かれて答えられなかったことがあって、それから蓋をしていたんですね。
でもその一言にはっとさせられて、自分のやりたいことに正直に向き合えるようになりました。

自分の気持ちに気付いてからは選考を積極的に受けるようになり、選考の過程で自分の考えをよりクリアにしていきました。

平本君の思い描く「先生」

誰かに人生レベルで深く関われる存在に

先ほど先生という言葉が出てきたのですが、それは小学校や中学校の教師とはまた違う存在なのですか?

僕が思い描いている先生というのは、相手に多様な選択肢を提示したり、気持ちの整理を手伝う存在です。
また相手がどんな選択をしても最大限、応援できる人だと考えています。

この考えは、塾の講師をしていた時の経験に基づいています。担当した学生が、高校や大学に受かった後になってから、「僕の言葉によって良い影響を受けた」と報告をしてくれたことがありました。
僕の言ったことに対してその場しのぎの理解をするのではなく、自分の中で僕の言葉を咀嚼し本当の意味で理解してくれたからこそ出てきた言葉だと思っています。
この時、相手に自分が価値を提供出来ているように感じましたし、とても嬉しかったです。

僕は元々、自己肯定感が低いので、そういったことには特に喜びを感じるのだと思います。

平本君の言う「先生」とはそのような意味だったのですね。将来のなりたい姿は、実際に企業に選ぶ時にどのように影響したのでしょうか?

まず、自分のなりたい姿に近づくためには、企業や組織に入ることが必須だと思うようになりました。

僕自身がまだ十分な経験を積めていないこともあって、先生として誰に何を教えるのかは、今まで生きてきた20年ちょっとの経験では決められないと思いました。そのため様々な人に出会いながら経験を積みたいと思い、組織に入りたいと考えました。

一方で、先生にならない選択をする可能性についても考えました。
もちろん今は先生になりたいと考えているものの、この先、多様な価値観に出会う中で、別の夢ができるかもしれません。
そうなった時でも、夢を叶えて十分に役割を果たすため、濃く速く成功体験をつめるような企業に行こうと考えました。

事業についてはより人々の生活に根付いたサービスを提供している企業を志望していました。

一見、この条件に当てはまる企業ってたくさんあるように思えてしまうのですが・・・

そうなんです。笑
ここまで考えたものの、自身にとって一番大切な要素が抜けていることに気付きました。

それは一緒に働く「人」でした。

正直、先ほどまでの条件に当てはまる企業はたくさんあります。でも、僕が働きたいと思える企業はそんなに多くはありませんでした。そこで、「何をするか」と同時に、「誰とやるか」が僕の中でとても大切な要素なのだと気付きました。

バイトで、インセンティブを貰うことばかりを考える人たちの中で働いたことがありましたが、そんな風に、個々が自分の利益だけを求めるような組織では、僕は働いていても幸せになれないと感じました。
反対に、大学のフリーペーパー作成の団体では、組織を全員で作り上げている実感がもて、モチベーション高く自分の力を発揮することができました。自分が働く会社もそのような環境がいいと思いました。
また、そういった雰囲気はある程度規模が小さい会社にこそあるのではないかと考えました。


無意識レベルで大好きな会社だった

インターンメンバーとは今でもよく遊ぶ仲です

2度の就活の結果、今の内定先を選んだきっかけを教えてください。

最終的には直感だったと言うしかないです。笑

内定先は、サマーインターンに参加した時からずっと大好きな会社でした。
インターンでは新規事業の立案を行ったのですが、僕らのチームは事業案を作り出すことが出来ないという最悪の結果でした。
このような結果に終わった場合、インターン自体が嫌な思い出になりかねないと思うのですが、今でもそこで出会ったインターンのメンバー・メンターとは会っています。
最悪の結果だったにも関わらず、良い思い出にすることができ、かけがえのない仲間を作ることができた。
そんな場を提供してくれた会社は、無意識レベルでずっと好きな会社なのだと思います。

またインターンを通して、会社の「想いの上にビジネスが乗っている」という考え方にも感動しました。
今までそんなことはありえないと思っていましたが、体現している人達がそこにいることを、純粋にすごいと感じました。

後は、社員数が60人と理想的な大きさの組織だったこと、事業フェーズがこれからのびていきそうで、会社が成長していく過程を楽しめそうだと感じたのも、この会社を選んだ理由です。

色々な要素がありますが、やっぱり直感っていう言葉が一番しっくりきます。

最後に後輩へのメッセージをお願いします!

自分をよく見せようとするような見栄を全部とっぱらって、就活をしてください。
良い意味で自身の能力を客観視できた時に、見えてくる選択肢があります。

また企業の人やエージェント等、利害関係無くなんでも相談できる人を見つけておいてください。
僕自身が誰にも相談出来ずきつかった時期があったので、相談相手は作っておいた方がいいと思います!

【インタビュー・写真:さかいみか】


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