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内定者インタビュー
内定者インタビュー

成長は幸せになる手段

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万力 悠人 manriki yuto
大学
同志社大学
内定先
クックパッド株式会社
プロフィール
サッカーサークル、学生団体(地域活性)

まるで、恋に揺れ動く男心のようでした

ベンチャー=成長、じゃない。


万力くんはベンチャー企業を中心に就活をしていたそうですが、どうしてベンチャー志望だったのですか?

僕はサマーインターン以降に特に就活で動いていなくて、人にひたすら会っていたのがベンチャーだっただけなんです。

ベンチャーの選考がたまたま早くて、そうして選考が始まっていったのがクックパッド含めて4つの会社だったので、そこしか受けていません。

その中でも自分からアクションを起こしていったのはクックパッドだけで、あとは正直『受動就活』だったかもしれません。

そんな"受動就活"の中で、クックパッドには前のめりだったのですね。

『就活は恋愛に似ている』って言いますよね。最初は『そんなの嘘だ!』と思っていましたが、あれは本当だと思い知りました(笑)。

僕はずっとクックパッドに片思いをしてたのですが、成就しそうな時に他の会社さんからお話をいただいたりして……なんだか"一途に恋していて実りそうな時に新たに可愛い子が出てきて揺れ動く男心"のようで(笑)。

『これが恋ってことか!』と思いましたね。

その2社で揺れ動いていたようですが、決め手は何だったのですか?

僕は基本的には楽しいかどうかで生きているので、最終的な決め手は『楽しさを最大化できるのはどっちか』と考えたんです。

就活だと『成長したい!』という言葉をよく聞きますが、どこの会社に行っても自分が頑張れば成長できるし、逆に『成長できない環境ってあるの?』と思うんですよ。それにこれは僕の偏見も入りますが、成長するためにばりばり働いて、へとへとになって帰ってきて、眠れないなんて……楽しく幸せに生きたい僕にとっては楽しくないんですよ。

結果的に成長できて良いかもしれないですが、成長は目的じゃなくて、幸せになる手段ですから。

クックパッドは、僕に似ている人が少なかったんです

自分より圧倒的に優秀な人たちの中で価値を発揮していくのって、楽しい。

ベンチャーは成長で見ている人が多い中で違う動機だったのですね。どうしてそんなに、クックパッドに恋をしていたのですか?

一目惚れだったんです。もともとクックパッドは僕のお母さんがすごく好きで使っていて、楽しそうに料理を作っている姿を見ていたので、その時からクックパッドのイメージがすごく良かったんですよね。

選考会に参加する時は『お母さんが使ってる会社だ!』と思っていたくらいでしたし、まさかその会社がこんなに優秀な人だらけなんて思ってなかったですよ(笑)。

それに社員さんが『ウェブサービスのいいところは時間を生み出せるところ』と言っていたんですよね。今まで時間がかかっていた料理というものが短時間で見つかったり、作れるようになったり。『気づかないうちに自分の生活を良くしてきたものを作っている会社なんや!すごい!』と思ったんです。

そうしてインターンにも参加したそうですが、実際関わってみてどうでしたか?

インターンに参加して、社員さんに会ってみて、僕に似ている人が少なかったんですよ。僕のように感情で動くというか、あるがままに生きるタイプの人が居なかったんです。

だからこそ、『自分はここで価値を発揮できるんじゃないかな』と思ったんですよね。 逆にもう1つお話をいただいていた会社さんは、自分と似ている人が多くて。

もちろんそれも良いなと思ったのですが、人と違っていたいじゃないですか。

自分と価値観の合う環境を選ぶ人が多い中で、その選択は珍しいですよね。

そうなんですかね(笑)。僕の場合は、高校の部活で全国を目指して熱い仲間とゴリゴリ練習するような経験をしたからこそ、次は違う方に行きたいと思ったのかもしれません。自分より圧倒的に優秀な人たちの中で、自分ならではの価値を発揮していくって、楽しいですもん。

僕の今までの生き方を考えると、マラソンのような生き方が苦手だということは分かっていたんです。 遠くを見据えてペース配分して、ということが苦手で。例えるなら100メートル走に全力で挑んで、休んで、そうして結果的にフルマラソンの距離を走り続けるタイプなんです。

だから僕には将来のビジョンは特にないですし、なにより楽しく生きたいですから。

面接で志望動機を聞かれても、答えられませんでした(笑)

大きな夢なんて、持たなくていい。

ビジョンが一切ないって、本当ですか?

そうなんですよ、面接で志望動機を聞かれても答えられませんでした(笑)。

『うちの会社でやりたいことは?』と聞かれても、「やりたいことはないんです。でもそれは何でもやりたいってことです!いろんな職種の中でも楽しさを見つけることが僕の得意なことですから、楽しく働けます!」と正直に答えましたね。

志望動機がないって言えるのも、なかなか勇気ありますよね(笑)。

みんな志望動機という"後づけの理由"をかっこ良く言いたいのかもしれないけれど、僕は後づけで良いと思っているんです。

それでもどうしてクックパッドなのかと言ったら、結論『楽しそうだから』に尽きます。というか楽しいんですよね、もう今から。

しいて言うなら、自分が楽しくて周りの人が楽しいことが僕の幸せです。それも『世界中を幸せにしたい』なんて大きなものではなくて、自分の見える範囲で自分の力が及ぶ範囲の人を幸せにできればいいんですよ。そしてその範囲を広げていけるといいなと思います。

それができる会社だと感じたんですか?

『目に見えるカタチで幸せを作れる会社』だと感じたから、それがクックパッドならできると思ったんですよね。

そしてなにより働いている人が楽しそうでした。それに僕、食べるの好きだし、料理うまくなりそうだし、人事の鷲見さんが好きだし…(笑)。

とってつけた武器では、作った自分では、勝てないんです

自分の"当たり前"は、最強の強みだった。

それでもクックパッドのインターンは難関だと聞きますし、どうやって切り抜けていったのですか?

グループディスカッションもあって、そこはロジックばりばりできるロジカルな人が多くて、僕の武器はそこじゃないことに気づいたんですよね(笑)。

だから、僕にはできないことがいっぱいあるからこそ、できないことを平均まで持ってくるよりできることをめちゃめちゃ伸ばす戦法をとりました。

それは評価されたことでもあったのですが、『前向きさ』『何でも"おもしろい"と思って取り組めるところ』『行動力がある』『失敗してもそれもおもしろいと思えて自分なりに解を出して解決できること』。

それは自分にとって当たり前のことでしたから、『そこが評価されるんだ!』と分かった時にはびっくりしましたね。

それも一種の戦略ですね(笑)。

自分の"当たり前"だと思ってきたものを全面に出していけばそれがみんなのためになることが分かったんです。

だって、あとから身につけたロジックだったり、とってつけたような武器って、今までにそれらを武器として戦ってきた人には勝てないじゃないですか。

そこに入るという目的のためには自分を作ることも大事だとは思いますが、作ったままの自分でいなきゃいけないことほどしんどいことはないですよね。

ありのままに貫いた就活だったんですね。それでは最後に、就活生へのアドバイスをお願いします!

人事さんを人事ではなく人だと思うこと、ですかね。

だって"会社VS自分"なんて関係嫌じゃないですか。結局は面接も人対人ですから、自分が『この人と働きたい』と思うのと、人事さんから『この人と働きたい』と思われるのも同じくらい大事ですよね。

それにもし自分が人事だったら、就活用の言葉をガチガチに固めてきた人と、ことばは拙くても自分の想いを伝えてくれる人だったら、どっちがいいかといったら後者を選びますもん。『己の欲せざるところ人に施す事なかれ』と論語の教えにあるように、これを大事にしなければいけないとは感じています。

そうして自分のやり方に合うコツを見つけたら、うまくいくんじゃないかなと思います。

【インタビュー・写真:みやけよう】

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